日本列島八曲り

AKB48Team8ヲタクの戯言です。

ぼくが行ったTeam8イベント/〈鳥取県警察本部 通信指令課 110番の日キャンペーン〉2018.01.07[鳥取県鳥取市]-1

 前回は、いちばん最初に行ったTeam8イベントのルポでしたが、今回はいちばん最近行ったイベントについて書きます。

 

 今回は東京からの鳥取遠征ということで、日帰りしようと思えばできなくはなかったのですが、せっかくなので一泊して観光もしたいということで、前日の土曜日から鳥取入りするというスケジュールを立てました。

 

 が、これが過去最高に体力的辛さをともなう遠征になろうとは、予約したときには思いもしませんでした。

 

 実は年明け早々、風邪をひいてしまったのです。大みそかの夜あたりから少しのどが痛いと感じていましたが、翌日の朝にはかなりの痛みに…。ウイルスをもらったのは、人ごみの多いコミケか、翌日のライブ会場なのか、買い出しに出かけたスーパーマーケットか…答えの出ない問いかけをしていても仕方ないので、ぼくは区役所のサイトで元日でも休日診療をしている内科を探し、朝イチで向かい、鍵開けをして、風邪の診断をされて薬をもらいました。

 当然、6日からの鳥取遠征のことが頭にあったため、早めに治そうと考えたわけです。まあ、1日から5日までの五日間も静養していれば、土曜日にはすっきりするだろう…しかし、この考えは甘かったんです。

 

 2日になっても3日になっても風邪の症状は治まらず、焦ったぼくは五日間に三回も病院へ行きました。薬が合わないのでは? と思ったからです。

 仕事始めの5日も休暇をとり、静養にあてました。五日間ものあいだ、ほとんど家から出ない生活をしました。

 すべては鳥取遠征のためです。

 土曜日までになんとか治さないと…。

 

 そしていよいよ土曜日の朝が来ました。

 前日の夜の時点の体調は、いつもを100とすれば、50から60くらいと、決してベストとは言えないものでしたが、夜寝れば、最低でも70くらいまでには回復するのではという期待がありました。

 

 しかし、飛行機に乗るために早朝に目覚まし時計をセットしたぼくは、そのベル音を聞く前にみずから目を覚ましました。

 壮絶な頭痛のために。

 

 風邪の症状など、かわいいものだと思えるくらい、その頭痛は激しいものでした。

 ぼくはもともと頭痛持ちで、多いときは週に二三回は痛みが出ます。大抵はエキセドリンロキソニンで治るのですが、その土曜日の頭痛はあまりにも強く重く、これは薬を飲んでも効かないかもしれない…。

 その予感は的中しました。

 風邪のため、体はダルく、体温計で測ると36.5度の平温なのに、なぜか汗がダラダラ流れてきます。ヒートテックの効果がありすぎたのかもしれません。支度をして家を出るころには、ぼくは頭にもかなり汗をかいてしまい、タオルでその汗を拭きながら最寄り駅へ向かいました。

 頭痛と風邪の二重奏はすさまじく、地元の駅に着いたときには、ぼくの心はかなり折れ始めていました。7対3くらいの割合で、遠征中止の聖断(自分で言うな)を下そうと考え始めていました。しかし、とにかく羽田までは行こうと決意しました。空港に着くころには体力も回復しているかもしれないし、頭痛も治まっているかもしれない。

 ところがモノレールに乗ったころから、頭痛は治まるどころかより強くなり、体の汗も止まりません。普通なら、どう考えても遠征中止です。

 羽田空港のカウンターで係員の人に事情を話し、キャンセルしたらどのくらいのお金が戻ってくるのかなどを訊ねました。すると、ぼくがネットのチケット屋さんから買ったチケットは、株主優待扱いなので、便の変更など追加料金なしでできるとのこと。明日は夜の便で東京に戻る予定でしたが、早く帰りたい場合はその前のどの便でも乗り換え可能なのです。

 それなら、とりあえず行くだけ行ってみるか…

 ぼくは行く決断をしました。

 

 

 というわけで、今回はここまで。まだ東京も出発してないのにこの長さ…いつになったら終わるんだよ、このレポ。